国際金融投資は、13世紀ごろからヨーロッパを中心に行われるようになった金融取引です。
21世紀に入るとIT技術の急速な発達により、ネット証券会社が次々と誕生し、個人でも簡単に取引できるようになりました。
2018年現在は数多く存在する投資の中でも株取引と並んで主流の投資となっています。
この記事では国際金融投資のメリットや特徴をご紹介します。
国際金融投資とは
国際金融投資は、国境を越えて一部の国の株や外資などの金融商品を取引する事を指します。
投資の世界では証券用語や外国為替用語として一般的に使われている言葉です。
21世紀以降は外国の株取引やFX(外国為替証拠金取引)をメインとした個人の国際金融投資が急速に進みました。
国際金融投資に指定されているのは、ニューヨークやフランクフルト、ロンドンやパリなど大規模な国際金融市場のある都市です。
アジアでは東京やシンガポールが該当します。
2018年現在ではパソコンだけでなく、スマートフォンでも気軽に取引ができるようになっており、各ネット証券会社が専用のアプリを提供しています。
国内口座と海外口座
国際金融投資に使う口座は大きく分けると国内口座と海外口座があり、それぞれ特徴が異なります。
ここで説明する口座は銀行の口座ではなく、証券会社の口座です。
国内口座のメリットは、何かトラブルがあった時に日本語で対応してくれるところです。
ほとんどの国内口座は電話での対応が可能となっており、細かなところまでスタッフに伝えることができます。
デメリットは倒産した場合、全額返金してくれるか約束できないことです。
基本的に全額保証が規約に載っていますが、負債が大きすぎると上限が1,000万円になります。
海外口座のメリットは、倒産して天文学的な額の負債を抱えても全額保証が決められているところです。
証券会社が払えなかった場合はそれぞれの国が介入し、ユーザーに全額返金します。
国内口座と違って電話対応は主流ではありませんが、24時間受付のチャットに対応しているところがほとんどで、大手証券会社は日本語に対応しています。
デメリットは一部の証券会社は日本語での対応は不可能となっており、最低でも英語の習得が必要なことです。
また、国に届け出を出していない悪質な証券会社が少なからず存在する点もデメリットと言えます。
計画倒産させてユーザーの資金を持ち逃げされるなんてこともあるくらいです。
日本支社のある証券会社ならまず安全でしょう。
国際金融投資の口座選びは重要
国際金融投資を始めようと考えている方は口座の選び方が重要になります。
国内だけでも多くの証券会社が存在しますが、手数料や最低取引額が違うことは当たり前です。
それぞれデモ口座を開設できるため、国内外の証券会社ごとに比較しながら仮想取引すると違いが分かりやすくなります。
どの証券会社もデモで振り込まれる仮想資金は300万円程度なので、心にゆとりをもって取引することができます。
ぜひ参考にしてみてください。